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この会議室はパソコン通信と同様のオンライン掲示板です。 どんな話題でもかまいませんので気軽にじゃんじゃん書き込んでください。

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・「ジョゼと虎と魚たち」犬童一心監督、日本、2003年
 田辺聖子の同名短編小説を犬童一心監督が映画化した作品です。お聖さんの原作が好きなだけに、失望するのが怖くて観るのを躊躇していましたが、とうとう観ました。
 そして幸いなことに、原作とはまた違った味わいの犬童ワールドになっていて、けっこう気に入りました。v(^_-)
 お聖さんの原作が女性の視点から描いた物語であるのに対して、本作は男性の視点から描いた物語になっていて、原作にはない結末まで描いてあります。この結末は、物語を男性の視点から描いたことによって、ある程度致し方のないもののような気がします。少なくとも僕がこの物語の結末を描くとしたら、同じような結末を描くような気がします。
 そしてつくづく感じるのは、恒夫(あるいは男)の弱さとジョゼ(あるいは女)の強さです。
 もし恒夫とジョゼの立場が逆だったとしたら、こんな切ない結末のやるせない物語ではなく、全く違った結末の、逞しくてバイタリティ溢れる物語になったことでしょう。そしてジョゼは、恒夫のように自分の運命から逃げることなく、どちらの物語でも「それもまた良しや!」と呟いて、自分の運命に堂々と立ち向かったことでしょう。
 ちなみに、お聖さんの作品らしく原作もちょっとエロチックですが、本作は必要以上にエロ過剰です。(^^;) そして池脇千鶴の脱ぎっぷりの良さには、正直言って驚かされました!w('o')w

  http://jozeetora.com/index_f.html

 昨日(2月2日)、ミッドランドホールで統計学セミナーの講師をしてきました!(^o^)/
 これは経済産業省が行なっている臨床研究コーディネーター育成支援事業の一環で、医学統計家の養成を目的にしたセミナーらしいです。(実は、事業内容をよく知らないのだ…!(^^ゞ)

・一番受けた話:釣鐘の中には、着物姿の娘の死体が入っていたりする。
 今回は参加者の中に同世代の人がいたので、あえてこの「獄門島」ネタをふってみたら、けっこう受けたのだ!v(^_-)
・一番受けなかった話:漁師(Fisher)と魚(Poisson)。
 このネタは相変わらず滑りっぱなしだが、しつこく話したのだ。p(ToT)

  http://nicpsmo-metisupport.com/wp-content/uploads/2012/10/8a4449df80cf72b213eb3726a852bae3.pdf

 当館の「統計学入門」の付録4に統計学セミナー用テキストをアップしました。\(^o^)/
 最近、統計学セミナーを依頼される機会が増えたので、それ用のテキストを作成しました。内容は当館の雑学コーナーにある「統計学入門」のエッセンスを抽出し、図とチャートを多用して簡略にまとめたものです。
 自分用の忘備録のつもりで作ったので、「統計学入門」の内容を理解しているとすごくわかりやすく、理解しいないとすごくわかりにくいと思います。(^^;)
 PDF形式なのでダウンロードしてプリントすることもできますから、興味がある方はチラッっと覗いてみてください。(^_-)


 昨日(1月16日)、毎年恒例の「春風亭小朝新春独演会」に行ってきました!(^o^)/ この会は昨年までは金山の中京大学文化市民会館で行われてましたが、今年は主催の文化振興事業団が予算を削られたのか(^^;)、アートピアホールで行われました。
 演目はお馴染みの「幇間腹」、ファンタジー風の「抜け雀」、イギリスの小話が原作の「動物園」、グリム童話が原作の「死神」という比較的珍しいものでした。
 「死神」は色々な国に伝えられ、色々なバリエーションがあります。ジム・ヘンソンのストーリーテーラー・シリーズでは「兵士と死神」という話になっていて、お気に入りの話のひとつでした。
 それから若い瀧川鯉斗が、懐かしの大道芸「南京玉すだれ」を披露してくれました。南京玉すだれは、今はあまり演じられなくなりましたが、昔は正月の大道芸の定番でした。この大道芸は江戸時代に現れ、中国(明)の大都市にあやかって「南京玉すだれ」と命名されたそうです。
 当時の先端技術の粋を集めて作られた「からくり人形」にも、中国の子供を模した唐子人形がよくあることからわかるように、当時は中国文化が時代の最先端であり、日本人の憧れの対象だったのです。それが明治以後は欧米文化が憧れの対象になり、唐子人形の代わりに「青い目の人形」がその象徴になりました。
 でも当たり前ですが、外国人には、キティちゃんやリカちゃん人形をプレゼントするよりも、日本人形をプレゼントする方がよっぽど喜ばれるんですよね。(^_-)

・「100万回生きたねこ」小谷忠典監督、日本、2012年
 ドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」を観てきました。(^o^)/ 本作は、一昨年亡くなった作家・佐野洋子の有名な絵本「100万回生きたねこ」をテーマにしたドキュメンタリーです。
 題名と、本作の撮影中に作者の佐野洋子が亡くなったことから想像される内容と異なり、佐野洋子の生涯を追ったものというわけではなく、彼女の作品世界を掘り下げたものというわけでもありません。むしろ「100万回生きたねこ」という絵本をモチーフにして、色々な女性の生き方を象徴的にすくい上げた、美しい映像詩的な作品と言って良いと思います。
 「自分の姿を映さない」という条件で出演依頼に応じた佐野洋子氏は、小谷監督のインタビューに答えているだけで姿は見せません。でも、いかにも彼女らしいさっぱりとした話し方から彼女の人となりが想像され、本作を観終わった時には爽やかな気持ちになりました。
 ちなみに本作の内容とは直接関係ありませんが、本作を観ると、絵本や児童文学は”親が子供に読ませたい作品”が多く、マンガは”親は子供に読ませたくないが、子供は読みたい作品(^^;)”が多いことにあらためて気付かされます。そのことは絵本や児童文学は親が子供に買い与えるものであり、マンガは子供が自分のお小遣いで−−たいていは親に内緒で(^_-)−−買うものであることに端的に象徴されています。
 つまり親が子供に買い与えるような事態になったら、マンガはオシマイなのですよ。(^^;)

  http://www.100neko.jp/

 先日、名古屋市立博物館で開催されている「大須観音展」に行ってきました!(^o^)/
 昨年の12月に、名古屋鶴舞図書館で開催された「大須観音 国宝『古事記』伝来の謎を解く」という講演会に行き、大須観音所蔵の古事記の複製本を見たので、やっぱり本物が見たくなったのです。
 残念ながら展示品の写真撮影は禁止されていたので、入り口の写真を撮り、古事記の上巻の1ページ目がプリントされたクリアファイルを買ってきました。このクリアファイルは、けっこうレア物だと思います。v(^_-)
 ちなみに有名な”清洲越し”の時に、大須観音が清須から現在の場所に越してきたことは知っていましたが、「大須」の古名が「大洲」だったことをこの展示会で初めて知りました。清須(清州)は木曽川の中洲であり、大洲はその中の比較的大きな中洲に付けられた名称だったようです。

・「カリフォルニア・ドールズ(...ALL THE MARBLES)」ロバート・アルドリッチ監督、アメリカ、1981年
 ロバート・アルドリッチ監督の遺作「カリフォルニア・ドールズ」のリバイバル上映があったので観てきました。いやぁ〜、これぞB級娯楽映画の王道という感じで、理屈抜きに面白かった!(^O^)/
 「北国の帝王」(1973年)、「ロンゲストヤード」(1974年)など、アルドリッチ監督の作品は男臭いものが多いのに、本作のような女子プロレスラー達の物語が遺作になったというのも何だか皮肉です。でも内容は一言で言えば「ロッキー」( ジョン・G・アヴィルドセン監督、アメリカ、1976年)の女子プロレスラー版で、今で言う”男前”の女性達の話なので、やっぱり男臭いものでした。(^^;)
 アルドリッチ監督の作品としては、リー・マーヴィンと怪優アーネスト・ボーグナインが主役を演じる「北国の帝王」が一番お気に入りでしたが、これからは本作が一番お気に入りになりそうです。
 ちなみに、本作には「ロッキー」シリーズのポーリー役でお馴染みのバート・ヤングと、
日本の人気女子プロレスラー、ミミ萩原とジャンボ堀が出演しています。そして何と言ってもピーター・フォークがいい味を出しています。(^_-)
  http://www.californiadolls2012.com/

・「大鹿村騒動記」阪本順治監督、日本、2011年
 南アルプスの田舎村で、伝統の村歌舞伎「大鹿歌舞伎」を上演するために、いい年をしたオッサン達が大わらわになって奮闘する様子を描いたコメディで、主演の原田芳雄の遺作となった作品です。
 作品のモチーフと同様に、監督の阪本順治を始めとして、原田芳雄、岸部一徳、石橋蓮司、小野武彦、小倉一郎、でんでんなど、いい年をしたオッサン達が、わいわい言いながら楽しんで映画作りをしていることが画面から伝わってきて、いい年をしたオッサンの1人である僕も、同じように脳天気に楽しませてもらいました。v(^_-)
 オッサン達ベテラン俳優の演技と松たか子や瑛太など若手俳優の演技を比べると、演技の巧拙とは別の”演技の渋さと若さ”というものを感じます。そして名優・三國連太郎の存在感と比較すると、原田芳雄等オッサン達でさえ若造に見えてしまうのはさすがです。
 ちなみに原田芳雄がやっている食堂の名前が、「ディア・ハンター」(マイケル・チミノ監督、アメリカ、1978年)をもじった「ディア・イーター」であったり、ラストに忌野清志郎の隠れた名曲「太陽の当たる場所」が流れるなど、本作にはマニア心をくすぐってくれるところがけっこうあったりします。v(^_-)

  http://ohshika-movie.com/

・「カミハテ商店」山本起也監督、日本、2012年
 正月早々、自殺をテーマにした暗くて重〜い映画を観てきました。(^^;) 本作は高橋惠子23年ぶりの主演作ということと、北白川派−−第一線で活躍するプロと京都造形芸術大学の学生達の共同制作プロジェクト−−の作品ということで、映画ファンの間で話題になったものです。
 あの「おさな妻」の関根惠子(1970年当時の芸名)がこんなにも地味な老け役を演じるとは、ほぼ同世代の僕としては少々感慨深いものがあります。
 上映後、山本起也監督(1枚目の写真の右端)と深谷健人さん(写真中央、奥田智役)、山中麻里絵さん(写真左端、自殺する母親役)の舞台挨拶がありました。深谷さんと山中さんは愛知県出身ということで、ここ(名古屋シネマテーク)で監督と一緒に舞台挨拶をすることになったそうです。
 この写真は深谷健人さんとその母親というわけではなく、彼と若者(特にイケメンの男(^^;))好きのうちのカミさんです。彼は、昨年、京都造形芸術大学の映画学科を卒業し、現在はよしもとクリエイティブ・エージェンシーでお笑い芸人として活動中とのことです。
 高橋惠子さんは舞台挨拶に来れなかったので、残念ながら僕は彼女と記念写真を撮れませんでした。(;_;)

  http://www.kitashira.com/

 今日(1月1日)はうちのカミさんの誕生日なので、春日井の人気店「パティシエ・ラボ・テツヤ」に行って誕生祝いのケーキを買って来ました!(^o^)/
 スウィーツファンならご存知だと思いますが、この店のパティシエ高橋哲也氏は、兵庫県三田市の名店「パティシエ・エス・コヤマ」のパティシエ小山進氏の一番弟子で、「エス・コヤマ」で修行をした後、独立して出身地の春日井で「パティシエ・ラボ・テツヤ」を開店しました。
 我が家は高橋パティシエの美味しいケーキと人柄に惹かれて大ファンになり、開店以来ずっと通い続けています。
 高橋パティシエは非常に律儀でお客を大切にする人柄のため、店に行くと、クリスマスとか正月とかいっためったやたらと忙しい時でも、わざわざ厨房から出てきて挨拶をしてくれます。そして話し好きのうちのカミさんが世間話をして仕事の邪魔をしても、律儀にニコニコと話し相手になってくれます。
 今日も正月でクソ忙しいにもかかわらず、カミさんの誕生祝いの記念写真に付き合ってくれました。(^o^)v
 こっちは開店当初に一家で押しかけて、強引に記念写真を撮らせてもらった時のものです。(^_-)
  http://www.arkworld.co.jp/labo-tetsuya/

・「パンズ・ラビリンス(El Laberinto del fauno)」ギレルモ・デル・トロ監督、メキシコ/スペイン、2006年
 今話題のギレルモ・デル・トロ監督の出世作で、彼がスペインで制作したダークファンタジーです。”ダークファンタジー”というキャッチコピーを付け、しかもP-12指定だけあって、子供が観たらトラウマになりそうなほどシリアスで重い映画です。(~~;)
 スペインやアルゼンチンなど”ラテン系”と言われる国の映画には、なぜか本作のように救いようがないほど暗くて重い作品がしばしばあります。
 本作の成功により、ギレルモ・デル・トロ監督はハリウッド映画「ホビット 思いがけない冒険」と「ホビット スマウグの荒らし場」の監督に就任しました。しかし色々なドラブルで監督降板を余儀なくされ、脚本だけクレジットされることになったのは、コアな映画マニアなご存知だと思います。
 「ホビット 思いがけない冒険」が公開中の現在、ギレルモ・デル・トロ監督は、ヘソ曲がりなな映画マニアσ(^^;)の間で最も話題になっている人物といっても良いでしょう。
 ちなみに本作を観て、イギリス映画「未来世紀ブラジル」(テリー・ギリアム監督、1985年)と、イギリスのファンタジー小説「ナルニア国物語・さいごの戦い」(C・S・ルイス、1956年)を連想しました。これらの作品を観たり、読んだりした人はわかると思いますが、本作のモチーフとラストの救いようのなさが、これらの作品と似ているのです。(~.~)

・「江戸の天才数学者—世界を驚かせた和算家たち」鳴海風著、新潮選書、2012年
 本書は江戸時代の8人和算家−−吉田光由、渋川春海、関孝和、建部賢弘、有馬頼ゆき、会田安明、山口和、小野友五郎の評伝です。
 表題と違ってこの中で天才は関孝和だけで、他の人は先達、策略家、秀才、和算マニア、権威嫌いの論争好き(^^;)等々といった人達です。これは小説家である作者が、できるだけ”人間臭い人物”を選んだ結果でしょう。
 遥か大昔の中学生時代に関孝和を知って以来、彼はずっと僕の憧れのヒーローでした。その後、”天下御免”の平賀源内、”華岡青洲の妻”の夫(^^;)華岡青洲、”4000万歩の男”伊能忠敬、”天地明察”の渋川春海、”からくり儀右衛門”こと田中久重、”100年使える反射望遠鏡”を作った国友一貫斎、”日本の航空機の父”二宮忠八など、興味深い人物を沢山知ってからも、関孝和は相変わらず憧れのヒーローであり続けました。
 この作者は、関孝和を主人公にした小説「算聖伝—関孝和の生涯」(新人物往来社、2000年)も書いています。しかしこの作品に描かれた関孝和は、残念ながら僕が抱いている関孝和のイメージに合わず、小説としても少々期待はずれでした。(~.~)
 今年映画化されて話題になった「天地明察」(冲方丁、角川書店、2009年)は、小説としてはめったやたらと面白いのですが、この作品に描かれた関孝和も残念ながら僕のイメージには合いませんでした。
 和算ファンならずとも知る人ぞ知るという名作「算法少女」(遠藤寛子、ちくま学芸文庫、2006年)は、やはり小説としては面白いのですが、残念ながら関孝和は登場しません。
 関孝和を僕のイメージ通り描いてくれる、奇特な小説家はいないものでしょうか?

 ちなみに和算ファンであり、同時に忠臣蔵オタクである僕としては、村松茂清(九太夫)・秀直(喜兵衛)親子のことを題材にした小説も待ち望んでいます。
 九太夫は有名な和算の書「算爼」を著し、日本で初めて円周率を小数第7桁まで正確に計算した和算家として知られています(彼以前は、円周率は3.16とされていました)。この記録は、後に関孝和によって破られるまで(小数第11位)日本記録でした。
 そして彼の義理の息子の喜兵衛は、父親と同じく赤穂藩浅野家に仕え、赤穂浪士四十七士のひとりとして吉良邸討ち入りに参加しました。しかし当時の講談師は和算には疎かったらしく、彼等が創作した義士銘々伝や外伝には、残念ながら村松親子の物語はありません。(;_;)

・「ソウル・キッチン(Soul Kitchen)」ファティ・アキン監督、ドイツ/フランス/イタリア、2009年
 ドイツ映画界の俊英ファティ・アキン監督のドイツ風コメディです。何となくハリウッド映画を思わせるケレン味のあるコメディですが、そこは何しろドイツ風ですから、妙にシリアスで生真面目なところがあったりして、やはりひと味違います。
 本作はハンブルグのレストラン”ソウル・キッチン”を舞台にしたレストラン物です。レストラン物といえば、同じドイツの「マーサの幸せレシピ」(ザンドラ・ネッテルベック監督、2001年)や、お気に入りのカウリスマキ監督の「浮き雲」(アキ・カウリスマキ監督、1996年)、それと同じフィンランドを舞台にした日本映画「かもめ食堂」(荻上直子監督、2005年)などを思い出します。
 これらの映画に登場する料理は、「マーサの幸せレシピ」の高級フレンチと家庭的なイタリアン、「浮き雲」の高級フレンチ、「かもめ食堂」のおにぎりなど、やはり作品の味わいを反映しています。本作には大衆的なフライドポテトから高級フレンチまで多種多様な料理が登場し、まさにアクの強いごった煮のような本作の味わいを反映しています。
 それからドイツ映画には欠かせない俳優モーリッツ・ブライプトロイと、彼の母親で「4分間のピアニスト」(クリス・クラウス監督、2006年)の名女優モニカ・ブライプトロイが出演し、相変わらずいい味を出しています。v(^_-)

  http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=11587

 一昨日(12月14日)、石川県羽咋(ハクイ)市の公立羽咋病院で行われた「緊急時医療研修会」で講演をしてきました。(^o^)/
 この研修会は、石川県にある志賀原子力発電所が緊急事態になった時に備えて、医師、薬剤師、消防職員、そして一般市民(主として北陸電力社員)を対象にして行われたもので、主催は石川県から委託された羽咋郡市医師会です。石川県では志賀原発が稼働し始めた当初から、緊急時に備えて石川県緊急被ばく医療ネットワークを組織し、定期的にこういった研修会を開催してきたそうです。
 今回の研修会の世話人が僕の以前からの知り合いであり、現在は顧客でもある医師の方で、その人から、当館の「放射線による発がん——データ解析屋的解説」の内容に基いて講演をして欲しいと依頼されたのです。僕は放射線医学に関してはドシロウトですが、その方面の専門家も同時に講演するので、放射線と発がんに関する文献を読む時の注意点を、統計学的な側面から解説して欲しいとのことでしたので、僭越ながら引き受けました。
 その方面の専門家の方は、金沢大学医薬保健研究域医学系・核医学教授の絹谷清剛先生で、石川県緊急被ばく医療ネットワークの中心人物であると同時に、日本の核医学分野でも中心的な活動をされている方です。絹谷先生は福島の原発事故対応でも中心的な活動をされていて、豊富な経験と科学的データに基づいて、放射線が人体に及ぼす影響−−特に甲状腺に及ぼす影響と、緊急被ばく医療側方支援のための基礎知識をわかりやすく説明してくれました。
 その道のプロであり、現場体験が豊富な専門家の話はやはり強い説得力があり、僕は完全に聴き惚れてしまいました。何よりもマスコミの間違った報道や専門外の”知識人”の無責任なコメントを、科学的データに基づいた明快な論理でバッサバッサと切り捨ててくれました。
 僕もマスコミ嫌いでは人後に落ちないつもりでしたが、実際に医療現場や原発事故処理で、マスコミやマスコミの記事を鵜呑みにした人達と日夜戦っている絹谷先生にはとてもかないませんでした。このような方と知り合いになれたのは、今回の研修会の大きな収穫でした。v(^o^)

>山本直樹先生
>>医師のweb communityで教えてもらったvideo clipです。
>>http://vimeo.com/52711779
>>こんな切ない無伴奏チェロ組曲、アイネ・クライネ・ナハトムジークを聞いたことは初めてです。
 大変感動的なビデオクリップを紹介していただき、ありがとうございました。
 このビデオクリップと似たような話を、僕のオヤジさんから聞いたことがあります。それは第二次世界対戦の敗戦後、オヤジさんが朝鮮半島の捕虜収容所に入れられている時のことで、丸いブリキ缶でできそこないのギターのような楽器を作って、皆と一緒に歌を歌って慰めにしたという話です。
 →行雲流水第7章:http://www.snap-tck.com/room02/c02/ryusui/ryusui07.html

 こういう話や、紹介していただいたビデオクリップを観ると、「人はパンのみにて生きるにあらず」(新約聖書、マタイによる福音書4章4節)という言葉を実感しますね。
 ご存知のように、この言葉の後には「神の口から出るひとつひとつの言葉による」という宗教的な言葉が続きます。でも音楽好きな者にとっては、音楽こそが「神の口から出る言葉」のように思えますよね。そしてこれは音楽だけでなく、精神文化一般にも広く通じることだと思います。
 生きることだけに一生懸命な他の生物から見れば、「人間は何て奇妙で贅沢な生き物なんだ!」と思われるでしょうが、だからこそこの精神性が人間と他の生物を区別するものなのかもしれませんね。

1389. Landfill Harmonic film teaser 投稿者:山本直樹 [URL] 投稿日:2012/12/12(水) 21:20:21
先日は私どもの定期演奏に来てくださって感謝です。
医師のweb communityで教えてもらったvideo clipです。
http://vimeo.com/52711779
こんな切ない無伴奏チェロ組曲、アイネ・クライネ・ナハトムジークを聞いたことは初めてです。
現代の日本の闇は3.11の後、復興の目途が見えない闇であり、原発事故の収束が見えない闇であり、不況によって格差が増大している闇であり、明日への希望が持てない闇で す。私はキリスト者ではありませんが、
「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった」( ヨハネ1・5)を信じたいと考えています。


 日食病は強力な感染力を持っていて、国籍にも人種にも無関係に発症します。僕等の隣ではノルウェーとスェーデンの合同日食観測ツァーの人達が観測していて、僕等とすぐに意気投合しました。写真のほぼ中央に写っている、皆既日食記念Tシャツを着たチャーミングなおばあちゃんは、今回で10回目くらいになる軽症日食病患者さんです。(^_-)
 皆既日食の瞬間とダイヤモンドリングが見えた瞬間には、この人達も含めて観測者全員から拍手と歓声が上がりました。そして皆既日食が終わった後、この人達はワインで乾杯をしていました。僕等のツァーはそんな洒落た準備はしていなかったので、少々羨ましかったですねぇ。p(ToT)
 ちなみに、ある重症日食病患者さんいわく、
「日食病は、今のところ死亡率0%で、治癒率も0%!v(^_-)」
 不治の病にかかった、愛すべき日食病患者さん達に乾杯!□\(^O^ )

 「日食病 オーロラ病併発中」と書かれたTシャツを着て、日食観測をする典型的な”日食病(^^;)”患者さんと、海岸沿いの崖っぷちにズラリと並んで日食観測をする日食病患者さん達です。(^_-)
 オーストラリア、イースター島、上海といった普通の日食ツァーには全部参加していて、今回が10回目くらいという人は、比較的軽症の日食病患者さんです。重症の日食病患者さんになると、地球上で起こる皆既日食と金環食は全て観測し、今回が30回目くらいになるというツワモノがいます。w('o')w
 その人達は、たとえ日食が起こる場所が南極や内戦中のソマリアといったとんでもない場所であろうと、日食ツァーの企画を立てて旅行会社と交渉したり、仲間同士で無理矢理ツァーを仕立てたりして命懸けで観測しに行きます。
 内戦中のソマリアの時は、日本政府の「今、ソマリアに行くのは止めてもらいたい。無理に強行するなら自己責任ということで、日本政府は一切関知しない」という中止命令を振り切り、豊田通商のツテを頼って、ソマリア政府と直接交渉して観測に行ったそうです。(~o~)
 ところがそれだけ苦労し、わざわざソマリアの砂漠のど真ん中で観測したにもかかわらず、”奇跡的に”土砂降りの雨がふって、残念ながら日食は観測できなかったそうです。(^^;)

 出雲旅行記の途中ですが、11月14日にオーストラリアのケアンズで皆既日食を観測したので、その写真をアップします。(^o^)/ 日食の途中で雨が降ってきたり、雲が出てきたりしてハラハラさせられましたが、無事に観測できました!p(ToT)
 皆既日食記念のTシャツを着て、カミさんと一緒に記念撮影です。v(^_-)

 荒神谷史跡公園内にある荒神谷博物館です。ここには荒神谷遺跡発掘の様子を再現したジオラマや、銅剣の埋蔵シーンを想像したジオラマが展示されたりしています。ところが肝心の銅剣、銅矛、銅鐸は展示されていません。(~o~)
 それらの遺物は、「出雲旅行記−5」で紹介したように、古代出雲歴史博物館(出雲市)に展示されています。そして年に1、2回、1、2本の銅剣がここに里帰りして展示されるそうです。そのことを説明してくれたここの学芸員や、この土地(斐川町)の人は、やっぱりそのことが悔しいようでした。
 ここは交通の便がやたらと悪いため、確かに古代出雲歴史博物館の方が集客には便利でしょう。でもこの地に立つと、ここに銅剣を埋納した古代の人の気持ちが理解できるような気がして、やっぱりここに展示するのが本来だという気がします。

 ちなみに、宿泊した旅館の従業員(荒神谷遺跡のすぐ近くで生まれ育った人)は、荒神谷遺跡の遺物は荒神谷博物館に展示し、草薙の剣は熱田神宮ではなく出雲大社にお祀りするのが本来だ、と主張していました。愛知県神社庁の人達には申し訳ないですが(^^;)、僕もこの意見に賛成です。
 そして世界中の貴重な遺物を無理矢理かっぱらって展示している大英博物館にも、全く同じ事を声を大にして言いたいですね!p('o')

 荒神谷遺跡の名前の由来になった「三宝荒神(さんぽうこうじん)」をお祀りした神社です。ここは荒神谷遺跡のすぐ南側にあり、古代には宮居の場(神が居る場所)であったそうです。
 荒神谷遺跡の周辺は荒神谷史跡公園になっていて、ここもその公園内にあります。しかしここにお参りする物好きな人は少ないらしく、荒神谷遺跡からここまで、一応、整備された小道がありますが、草が生い茂っていました。(^^;)

 ちなみに、ここの御祭神は次のとおりです。
    須佐之男命
    大地主命(土地固有の神、ここでは、当然、大国主命)
    健見名方命(大国主命の子供の建御名方命、諏訪大社の御祭神)

 荒神谷遺跡の遺物の前に、加茂岩倉遺跡から発見された39個の銅鐸が展示してあります。荒神谷の358本の銅剣は、それまで国内で発見された300本あまりの銅剣の総数を上回る本数です。そして加茂岩倉遺跡の39個の銅鐸は、1つの遺跡で発見された最大の個数です。

 銅鐸は銅剣よりも存在感があるので、この迫力ある光景にも圧倒されます。

 「出雲旅行記−4」の写真で発掘中のように見える358本の銅剣はレプリカです。実物は出雲大社の近所にある、古代出雲歴史博物館に展示してあります。その壮大な迫力と存在感には、ただただ圧倒されるばかりです。

 上部に展示してあるのは黄金色に輝く復元品で、下部に展示してあるのが緑青の浮いた実物です。この圧倒的な光景を目の当たりにすると、理屈抜きに感動して、ついつい「へへーっ!m(_ _)m」と叩頭伏礼して拝みたくなってしまいます。

 「白村江敗戦と上代特殊仮名遣い」(東京図書出版会、2007年)の著者である藤井游惟氏が、本書に関するサイトを開設されたので紹介します。(^o^)/
 藤井氏とは、日本語の起源に関してネット上で色々と議論をしていて知り合いになり、今回、「ウェブサイトを開設したので見て欲しい」という連絡をいただきました。本書は上代特殊仮名遣いを条件異音によって説明し、「上代特殊仮名遣い(記紀万葉)言語的外国人記述説」を唱えたものです。
 本書の付録CDや、本サイトの第6章や第8章のデモビデオを見て、自分でも実験してみれば、この説が強力な説得力を持っていることがわかると思います。もちろん、僕もこの説の支持者の一人です。(^_-)
  http://music.geocities.jp/konatarosu/Hakusonkou/Index.html

 出雲大社の次に訪れたのがここで、今回の旅の一番の目的地です。30年来の念願がかなって、とうとうここに来ることができました!p(ToT) 考古学関係者か考古学ファンか観光ガイドなら、この写真だけでこの場所がどこかわかるでしょう。

 ここは大量の銅剣と銅鐸が出土したことで有名な荒神谷遺跡で、写真は銅剣の発掘現場をレプリカによって復元したものです。実際にこの地に立つと周囲に漂う不思議な清浄感のようなものを感じ、ここに銅剣を埋納した古代の人達の気持ちが何となく理解できるような気がします。
 何せ谷の名前が「荒神谷」で、土地の名前が「神庭」ですもんね。(^_-)

 出雲大社には大根注連縄以外にも日本一大きいものがあることは、神社関係者か神社オタクか観光ガイド以外には(国粋主義者や右翼の人にも(^^;))あまり知られていません。この写真がそれで、神楽殿の前に掲揚されている日本一大きい日の丸の旗です。

 旗の広さは何と畳75枚分、重さは49kg、掲揚塔の高さは47mもあります! 「出雲旅行記−2」の写真の左側にちらっと写っている白いポールは、実はこの掲揚塔のポールです。社伝によると古代の本殿は高さが16丈(約48m)もあったと言われているので、その高さとほぼ同じ高さです。

 八雲記念館の次は出雲大社に参拝に行きました。この写真は神楽殿前から南側を写したものです。上部に写っているのが、日本一大きいことで有名な大根注連縄です。

 出雲の神社はどこでも大根注連縄を飾っているので、注連縄の写真だけで場所を特定するのはほとんど不可能です。しかしこの写真の左側にチラッと写っている白いポールを見れば、神社関係者か神社オタクか観光ガイドなら、ここが出雲大社の神楽殿前であることがわかるはずです。
 実際、僕の知り合いの神社関係のプロは、この写真を見て場所を見事に言い当てました。w('o')w

 気候が良くなったので、島根県の松江と出雲に小旅行に行ってきました。(^o^)/

 最初に訪れたのは小泉八雲記念館です。八雲ファンの僕としては、ここに一度は来てみたかったんですよね。(^_-)

 18日・19日の多変量解析セミナー(http://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA121040.php)が無事に終了しました!(^o^)/
 今回は多変量解析がテーマなだけに、受講者は研究現場で実際に統計学を利用している人ばかりでした。そのため理解が早く、質疑応答も活発で、大変楽しくて手応えのあるセミナーでした。
 質問も、例えば多重共線性とか交絡因子とか交互作用とか、横断的研究から得られたデータにロジステック回帰分析を適用する是非とか、適用した場合の結果の解釈法とか、前向き試験におけるオッズ比と後ろ向き試験におけるオッズ比の違いとかいったマニアックな質問が多く、説明していて嬉しくなってしまいました。
 こういった楽しくてやりがいのあるセミナーなら、商売抜きでじゃんじゃんやりたいですね!v(^_-)

>foo22222さん
 はじめまして、当館の館長を務めております”とものり”こと杉本と申します。当館にご来館いただき、ありがとうございます。m(_ _)m

>>遺伝学・遺伝統計学を生業とすべく勉強中ですが,根本的に数学・統計学の知識の欠如を自覚し,
>>「統計学入門 ——あなたにも統計学がわかる!……かもしれない——」を題材にさせていただき,その勉強課程をブログに掲載したいと考えています.
 それはありがとうございます、大変光栄です!
>>また,「統計学入門 ——あなたにも統計学がわかる!……かもしれない——」に書かれている内容につきまして,
>>私が調べた限りで分からないことがありましたら,この会議室で質問してもよろしいのでしょうか?
 もちろんけっこうです。じゃんじゃん質問してください。
 僕の文章はクセがあるので、理解しにくいところがけっこうあると思います。この会議室でもたまにご質問を受けますが、そのやり取りを通じて「統計学入門」の不備なところがわかり、文章を修正したことが何度もあります。そのため、質問していただくのは大いにありがたいです。
 僕も遺伝統計学を少しかじったことがありますので、foo22222さんのブロクを読んで勉強させていただきたいと思います。
 それでは、今後ともよろしくお願いします。m(..)m

1358. 「統計学入門 ——あなたにも統計学がわかる!……かもしれない——」を題材に 投稿者:foo22222 [URL] 投稿日:2012/10/14(日) 06:17:17
http://d.hatena.ne.jp/foo22222/ のURLでブログを書いています「foo22222」と申します.
遺伝学・遺伝統計学を生業とすべく勉強中ですが,根本的に数学・統計学の知識の欠如を自覚し,「統計学入門 ——あなたにも統計学がわかる!……かもしれない——」を題材にさせていただき,その勉強課程をブログに掲載したいと考えています.
本文より理解したことを自分の言葉で書いていこうと考えています.
もし,そのようなことが不都合でありましたらお知らせください.
また,「統計学入門 ——あなたにも統計学がわかる!……かもしれない——」に書かれている内容につきまして,私が調べた限りで分からないことがありましたら,この会議室で質問してもよろしいのでしょうか?

・「リッキー(RICKY)」フランソワ・オゾン監督、フランス/イタリア、2009年
 赤ちゃんの背中に羽が生えて、天使のように空を飛び回るという、オゾン監督らしい人を喰ったような不思議な映画です。
 日本ならアニメで表現するところでしょうが、実写で、しかもファンタジーではなくリアルな物語として表現しているので少々違和感があります。特に最初に生えてきた時は羽毛が生えておらず、ニワトリの手羽そっくりなので、赤ちゃんはやたらと愛くるしいにもかかわらず、正直に言って少々不気味です。(^^;)
 アニメ好きの僕としては、こういう物語はやっぱりアニメで表現してもらいたいところですね。

  http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=11146

 姪っ子が友達と一緒に近所でパプを開くことになり、昨日(9月26日)、プレオープンだったので行ってきました!(^o^)/

 庶民的で気楽なパブですが、東京の有名イタリア料理店で修行した姪っ子の従兄弟(僕の義理の甥っ子(^_-))がシェフをしているので、料理は驚くほど本格的で美味です。店の名前は「ROLLING MAN」で、飯田街道の菊里交差点から西に少し行ったところです(名古屋市中区新栄3-18-27)。
 10月1日にグランドオープンしますので、興味のある方はちょっと立ち寄ってみてください。v(^_-)

1355. Re[1354]:[1352]:管理人様 投稿者:たかお 投稿日:2012/09/21(金) 12:29:27
>とものりさん

早々とお返事をいただいていたのに、拝見するのが遅れて申し訳ありません。
丁寧な説明で、大変よくわかりました。
ありがとうございます。

これからも、拝見して勉強させていただきます。

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